電子書籍のキャンペーンコーナーをざっくり見ていて気になった「やせるおかず」の本。すでにたくさんのシリーズが出ているようなのですが冷凍保存し食べるときにレンジ加熱するというコンセプトに惹かれ「冷凍からのレンチン！ やせるおかず 作りおき」を購入し作ってみたのでレビューします。
冷凍からのレンチン！ やせるおかず 作りおき?保存期間1か月、食べる直前にチンするだけ?【電子書籍】[ 柳澤英子 ]
著者の料理研究家の柳澤英子さんが実際にダイエットに成功したときに食べていたメニューのレシピ集だそうです。
低糖質、低炭水化物ダイエットに向いた高タンパク質を意識したラインナップです。（ご飯モノも紹介されています）また数日の保存が効く作り置きができるおかずのレシピが多く実用的な内容で今回紹介するレンチン本が現在の最新巻でシリーズ9作目になります。
レシピ通りに作ってみて感じたこと
準備がすごくラク！
食材をカット→タッパーに入れて調味→冷凍
ほとんどのレシピはこれだけでOK！
時間のあるときにまとめて仕込むよりは、普段の食事の準備のときに食材を少しだけよけておくという方法を取っていますが全く手間はかかりません。
1人前で作れる
自分が太ってしまうのは自分の分だけだからと手抜きするランチ（炭水化物に偏ってしまう）が原因の一つと思っているので、野菜やタンパク質が取れるきちんとした食事を簡単に用意できるのはとても嬉しい。
実際、作ってお昼に食べてみるとレンジでほっとくだけなのにちゃんとした料理ができてすごく満足感があります。
おいしい（個人の感想です）
和風顆粒ダシ・コンソメ・鶏ガラスープの3種類いずれかをベースにしたレシピが多いのですが素材の違いからか使っている調味料は似ているのに似たような味付けにはならず飽きずに楽しめます。
普段から料理はするので一通り調味料は揃っているのですが、ケチャップ＋豆板醤の組み合わせはとても気に入ったので豆板醤を切らさないようにしたいですね。
加熱時間が少々長い
生肉や野菜を冷凍してあるので仕方ないんですが温めるだけではなくしっかりと加熱しなければならないのでレンジの使用時間は10分くらいかかります。
メインのおかずだけならレンジにかけているあいだに他の支度をしたりすればいいのでしょうが、わたしはご飯も冷凍のものを温めて食べるので思いのほか食べるまでに時間がかかってしまうなと感じました。
またこの加熱時間は一人前のものですので、家族分これで対応するには無理がありますね。夫婦二人や1人暮らしに向いたレシピとなっています。
カロリーなど栄養価表示がない
ダイエット向けレシピ本なのにカロリーや塩分などの栄養価表示がないのが残念です。肉食やせや低糖質ダイエットの考え方だとカロリーはあまり気にしないのかな？
野菜の水分を使った調理になるので調味料類は思ったより控えめでもしっかり味がついていますが、それでも目安は欲しかったですね。
冷凍からのレンチン！ やせるおかず 作りおきのレシピラインナップ
メインのおかずに向いた24種の肉料理と11種の魚介レシピ
ボリュームのある肉料理のレシピが充実。魚介レシピはこれで冷凍して大丈夫なんだ！と目からウロコです。
冷凍する前の下ごしらえも簡単で、どれも加熱はレンジだけ。なのに味のバリエーションが多くていろいろ仕込むの楽しくなります。
2人前の材料が書かれていますが1人前ずつわけて冷凍します。
副菜に使える小さなおかず
野菜を中心としたレンチンやせおかが17種。ダイエット関係なく1品足りない時などにストックがあるととても助かります。きのこをカットして調味し冷凍した「きのこ三昧」は味もよくて少し添えるのに便利なので常にストックしています。
野菜一つとタンパク質を使ったやせおか
ハムやツナなどの加工食材一つと玉ねぎやトマトなど野菜一つを使った作り置きレシピは加熱してそのまま食べてももちろんいいのですがスープなど他の料理へのアレンジ方法も紹介されています。
必要な材料が少ないので、使いきれなかった材料を保存するのにも覚えておくととても便利。
ごはん・麺の冷凍レンチンストック
野菜やお肉を混ぜ込むことでボリュームがアップする一品。リゾットなどのご飯ものからうどん、焼きそばまで。風味付けにごま油は使いますが、炒め油は使わないのでカロリーカットになりますね。
レンチンで簡単、とっても気に入ったレシピ集です
全部を作ったわけではないのですが、味もよく食べごたえ十分なレシピが豊富です。食材を下ごしらえして冷凍、調理はレンジのみというアイディアもすごく役に立ちました。
レシピ通りでうまく火が通らないこともありましたが、食材の並べ方など工夫し試行錯誤したことでレシピにはない材料でもうまく冷凍保存、レンチン調理に活用できるようになりました。
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