めんつゆトラップが効かないコバエには幼虫対策で発生源から断つ!

暖かくなってくるとどこからともなくコバエが湧いてきて煩わしいですよね。
コバエ撲滅しようと長年いろんな方法を試してきました。

紫外線で誘引する電撃殺虫器をずっと使用していましたが、たしかに捕まえてはいるのですが数は減らずいたちごっこ。わざわざどこかからおびき寄せてるかのようでした。死骸だらけの本体を掃除するのも苦痛です。
そしてコバエ対策として定番の「めんつゆトラップ」ももちろん試してみましたが残念ながら私の身近で見かけるコバエにはまったく効果がありませんでした。

しかし、2年ほど前からコバエを幼虫から孵化させない脱皮阻害薬「デミリン発泡錠」を使用しはじめると本当に一切見ないというレベルまで対策できるようになりました。

スポンサーリンク

デミリン発泡錠(脱皮阻害薬)とは?

三井化学アグロ株式会社が販売している不快害虫用殺虫剤です。幼虫に対して効果がありますので、成虫には別の薬剤を使用してください。

使い方は幼虫(ボウフラ)が湧きやすい水の溜まった場所に錠剤を入れるだけ。環境への影響は少ないそうですが少量で効果があるので多用せず、河川・池には使用しないことと注意書きがありました。

蚊やコバエは幼虫が何度か脱皮して成虫になりますが、デミリン発泡錠を使用すると脱皮ができなくなりそのまま死んでしまいます。
発生源をある程度特定する必要がありますが、成虫の数が減っていくので次第に目にすることがなくなります。

また、ウジ殺しのような刺激臭もエアゾールの殺虫剤のような成分の飛散もないので人体や動物に優しく使い方も簡単です。

コバエ・蚊の発生源を特定する

  • 流れの少ない側溝
  • ブロック塀の穴
  • 排水口
  • 鉢植えの水受け
  • 浄化槽・雨水マス・汚水マス

など、水が溜まりやすく流れ出にくい場所にボウフラ・コバエの幼虫が湧きやすいです。

基本的な使い方は、発生源にデミリン発泡錠を入れるだけ。成分が1%・3%の2タイプ用意されていますので投入する場所の水量によって使い分けます。私は3%のものを用意して水量の少ないところには砕いて入れたりしてます。

コバエが卵から成虫になるまで10日~2週間、幼虫の間に1度薬剤に触れると脱皮できず死んでしまうので、2週間に1度薬剤投入すれば成虫になるまでに間に合いそうです。商品説明では最長1ヶ月効果が持続するとなっていました。

水に溶かして散布する方法もあります

自販機の下の水はけがわるいなど動かせないし乾かせない場所には水に溶かして散布するとまんべんなく薬剤が行き渡ります。
床がウェットな工場や厨房の死角になりそうな部分にもおすすめの使い方で、わたしの職場でも水切りしにくい場所には諦めて水で薄めて散布しています。

厨房など食品を扱う場所の場合はスプレー式の殺虫剤は多用できませんので、幼虫の段階で対策できて空気中に薬剤が舞わないデミリン発泡錠がかなり使えます。

実体験ですが、暖かくなりコバエがちょこちょこ湧くようになってから3日ほど発生源になりそうな場所の念入りな清掃と薬剤を薄めての散布を続けるとほぼ見なくなりました。その後は週1回のペースで薬剤をまいています。

その他のコバエ幼虫脱皮阻害薬

デミリン発泡錠は「チョウバエ」「ユスリカ」に効果がある成分を含んでいます。うちではチョウバエに悩んでいたので効果がかなり実感できました。

おなじような商品のスミラブ発泡錠SES(住化エンバイロメンタルサイエンス株式会社)という製品も試してみましたがこちらも同様に効果がありました。1錠あたりの対応水量がそれぞれ違いますので目的に応じて使い分けができますね。

デミリン発泡錠1% デミリン発泡錠3% スミラブ発泡錠SES2g

デミリン発泡錠1%(100錠入)

デミリン発泡錠3%(2錠×20包

スミラブ発泡錠SES 2g×25錠
1錠で60Lまで 1錠で180Lまで 1錠で100Lまで

おまけ:めんつゆトラップが効くコバエ・効かないコバエ

小さい虫が飛んでいたら蚊かコバエだと思いこんでいますが、めんつゆトラップにかかるのは「ショウジョウバエ」系です。生ゴミなどに産卵・成長しますので脱皮阻害薬を利用した対策は向きません。

そしてめんつゆトラップが効かないのが「チョウバエ」系です。壁にひっついている逆ハート型のやつがそれです。住宅だと浴槽の下や排水口で繁殖しやすいのでお風呂場で見かけることが多いと思います。

庭やベランダなど屋外で蚊柱を作るのが「ユスリカ」で見た目は蚊ですが吸血しません。「ユスリカ」にも脱皮阻害薬が効果ありますので発生源が特定できたらぜひ。